2023.06.24

幼児におすすめする絵本３選！

yuya04040622

子どもに、「いろんなことに挑戦してほしい！」と思っていたり、「文字に興味を持つようになったけど、どの絵本を読んでいいかわからない。」と悩んでいませんか？今回紹介する絵本は、そんな思いにぴったりの、いろんなことに挑戦したくなるような、友達や仲間と一緒に楽しいことを考えたくなるような、子ども自身がページをめくり、読み進めたくなるような絵本３選となっております！「幼児期の絵本といえば、これ」と定番のものから、他の絵本とはどこか違う仕掛けがある絵本までありますので、ぜひ、この記事を読んでみてください～！！

それではいきましょう！Let’ｓ絵本！

①　ぐるんぱのようちえん　西内ミナミ文　堀内誠一絵　

今回はじめに紹介する絵本は、《こどものとも》傑作集の一つでもある「ぐるんぱのようちえん」です。

ぐるんぱはとってもおおきなぞう。ずっと一人ぼっちで暮らしてきて、体もきたなくて、くさいにおいもします。時々「さみしいなさみしいな」と泣いています。ジャングルではぐるんぱを囲んで他のぞうたちが会議中・・・「ぐるんぱを働きに出そう！」「さんせーい！！」みんなに全身を洗ってもらい、見違えるほど立派になったぐるんぱ。にっこり笑って、仕事探しです。

ところが、ビスケット屋のびーさん、おさらつくりのさーさん、靴屋のくーさん、ピアノ工場のぴーさん、自動車工場じーさんにも、「もうけっこう。」と言われてしまいます。ぐるんぱは、しょんぼり。それぞれで作った特大サイズのものを持って、とぼとぼ歩いていると・・・

ある大家族に出会います。この出会いでぐるんぱの人生は大きく変わるのです！！

あなたには、あなたのお子さんには、自分の居場所はありますか？

なかなか上手に自分の居場所を見つけられないぐるんぱを見ながら、私たちは、子どもたちは、知らぬ間に自分と重ね合わせて、悲しくなったり、「頑張ろう！」と思ったり、しょんぼりしたり・・・この絵本の最後は、たくさんの子どもたちに囲まれ楽しそうにうれしそうに過ごすぐるんぱの姿があります。その姿を見て、ほっと安心し、笑顔になれ、元気をもらえるのだと思います！

また、”おおきなぞう” ぐるんぱの作る、特大サイズのビスケット、お皿、靴、ピアノ、スポーツカーは見るだけで、「すごい！」「大きい！」「ほしい！」と夢みたいにワクワクします♪

うまくいくことばかりではないけれど、失敗してしょんぼりしても、前を向いて進むぐるんぱの姿に、子どもも大人も勇気をもらえること間違いなしです。自分に合った仕事、自分の居場所を手に入れたぐるんぱは、すごくかっこよくて、みんなの「憧れ」になるでしょう。

ぐるんぱと一緒にさみしい気持ち、ワクワクする気持ち、失敗してしょんぼりする気持ち、楽しくて笑顔になる気持ちを味わってみませんか。

みんなそれぞれ、必ず居場所はあります。ぜひ、読んでみてください！！

👇こちらから購入できます！

ぐるんぱのようちえん　税込価格： ¥1,100

②　ぐりとぐら　中川李枝子作　大村百合子絵

今回2冊目に紹介する絵本は、こちらも《こどものよも》傑作集の一つ、「ぐりとぐら」です。

青色と赤色の帽子とオーバーオールが目印の「ぐり」と「ぐら」。野ねずみのふたごで、いつも一緒、仲良しです。冒頭で、「ぼくらのなまえはぐりとぐら　このよでいちばんすきなのは　おりょうりすることたべること　ぐりぐらぐりぐら」と陽気なふたりです。今日も大きなバスケットを持って、森の奥へ出かけます。

どんぐりやくりを拾い、道を歩いていると、落ちていたのは・・・なんと！大きなたまご！！

さぁ、なにを作ろう。お月さまぐらい大きい目玉焼き？ベッドよりも厚いふわふわの卵焼き？いいえ、朝から晩まで食べてもまだ残るぐらいの大きいかすてらを作ろう！！大きすぎて家まで運べないので、森の中でかすてら作りを始めます。

いいにおいにつられて、森の動物たちが集まってきます。焼きあがったかすてらは大きくて、ふわふわで、綺麗な黄金色をしています！とってもおいしそう～

私は、この絵本を幼少期に母に読み聞かせしてもらってから、今でも大好きで、このかすてらのことをよーく覚えています。あのときから今でも食べたくて仕方ありません（笑）！！

最近は、「ぐりとぐら」の絵本のかすてらがあまりに人々の心に残り続けているため、かすてらをパンケーキに見立てたカフェまでオープンしているそうです！大阪にあるので、ぜひ行ってみたいものです！！

ぐりとぐらの作る料理は本当に魅力的なものばかりで、思わず「おいしそう～！」とよだれがでそうになります（笑）ぜひ、絵本の中でごちそうになってください！！

いろんなシリーズがありますのでこちらも要チェックです✔

👇こちらから購入できます！

ぐりとぐら　税込価格： ¥1,100 ぐりとぐらのおきゃくさま　税込価格： ¥1,100 ぐりとぐらのえんそく　税込価格： ¥1,100 ぐりとぐらといっしょにおでかけ絵本セット（7冊） 50周年限定セットミニトートバッグ付き　税込価格： ¥3,300

③　100かいだてのいえ　岩井俊雄

今回3冊目に紹介する絵本は、「100かいだてのいえ」です。

突然ですが、、みなさん、この絵本の画像を見て、なにか気が付くことはありませんか？他の絵本とは少し違うんです！！

正解は・・・縦開きで見る絵本なんです！！！こりゃあ、めずらしい！！！

まずその時点で、ワクワクしますよね。幼児期の子どもたちは、自分の手でページをめくりたくてうずうずします（笑）

この絵本の物語は、主人公のトチくんにある手紙が届きます。手紙には、「ぼくは 100かいだてのいえのてっぺんにすんでいます。あそびにきてください。」と書いてあります。どうやら、トチくんがやってきたのは、100階建ての大きな家。10階ごとに違う動物が住んでいるようで、、ページをめくるたびに、「次はだれが住んでいるかな？」とドキドキ、ワクワクします！子どもたちは、すっかり夢中になってしまいます。

さぁ、100階建てのてっぺんに住んでいる手紙を書いた主は誰なのでしょうか？

こちらも、シリーズ本になっていて、「ちか100かいだてのいえ」や「うみの100かいだてのいえ」など、その絵本ごとに違った、テーマに合わせた動物や虫が出てきます！「地下には、こんな動物がいるんだ！」と子どもの発見に繋がったり、「海だから、サメも住んでいるかな？」と想像をして見たり、見どころがいっぱいでどれも楽しい絵本です！！

一冊でたくさんの動物や虫に出会え、縦開きでページをめくるたびドキドキワクワクする絵本、、

この絵本は、ひらがなだけでなく、数字やカタカナも使用されているので、小学生低学年のお子さんにもおすすめの絵本です！小学校で習いたてのひらがなや数字、カタカナを自分たちで読み進めながら、物語の展開を楽しむのもいいですよね♪