小学生におすすめする絵本3選!
絵本は幼稚園まで?などと思われる方もいらっしゃいますが、小学生のお子さんにも絵本はおすすめです。字を習い始めたからこそ、様々なことが読み取れるようになります。ぜひ今回の記事を参考にしていただけるとうれしいです!
➀ 生きる 谷川俊太郎 詩 岡本よしろう 絵
まず1つ目におすすめするのは、谷川俊太郎さんの「生きる」です。
実は小学校6年生の国語の教科書(東京書籍)に掲載されています。もちろんおすすめは小学6年生ですが、大人にもおすすめすることができる1冊です。
大人は1回は考えたことがあるのではないでしょうか。「生きるってなんだろう。」と。
そんな「生きること」はどういうことなのかを考えさせてくれます。
小学6年生にはちょっと難しそう。。。と思われると思いますが、私が6年担任になった時は、必ず、それぞれが「生きること」について考えて、それぞれがテーマを決めて、「自分バージョンの生きるの詩をつくろう」という活動をさせます。
初めは戸惑う子どもたちですが、信じて待つと、6年生なりに考え自分なりの答えを出していきます。とてもおもしろいです。
もしもお子さんの国語の教科書に「生きる」の詩が掲載されていないのであればぜひしてもらいたい活動です。大人の方にもおすすめの活動です。
お子さんが教科書で習っていたとしても、教科書には絵がありませんのでぜひこの絵本を見せてあげてほしいなと思います!
いま生きているということ・・・・・
お子さんと世界の現状や生きることについて少し深く、そして楽しくお話ができるそんな絵本です。お子さんと一緒に考えることができる絵本。素晴らしい絵本です。
価格:1,430円 |
➁ さっちゃんのまほうのて たばたせいいち
次にご紹介するのは「さっちゃんのまほうのて」
書き出しは、
”さっちゃんはきょう、おかあさんになりたかったのです”で始まります。
小学校2年生以上におすすめしたい絵本です。
主人公は先天性四肢障害で右手の指がないさっちゃんです。
「障がい」についてお子さんと話したい方に超おすすめで、絵本のストーリーもとてもよく、小学校2年生ぐらいであれば、十分に考えることのできる絵本になっています。
私は2年生の担任をもったときに道徳の教材として取り上げて、子どもたちに考えさせましたが、子どもたちの反応はとてもよく、中には涙して考える子もいました。
今では障がい者スポーツのボッチャや車いすバスケ、ブラインドサッカーなどが有名になり、テレビなどで取り上げられるようになってきていますが、本当にお子さんは「障がい」について正しい知識を持ち、正しく理解できているでしょうか。
少しでも不安があるとすれば、ぜひこの本をおすすめします!
お子さんとお互いに考えたことを話し合ってみてください。
お子さんの「障がい」に対する理解の仕方が分かると思います。
それと同時に大人の方も考えていただきたいです。こちらも親子で一緒に考えることのできる1冊になっています。
価格:1,320円 |
③ わらしべちょうじゃ (日本名作おはなし絵本)
最後にご紹介するのは、日本名作おはなし絵本として誰もが知っている「わらしべちょうじゃ」です。
ストーリーはみなさんも知っての通りで、初めはわらだったものが、最後は馬になり、やしきの長者様が馬に惚れ込み、最終的にはやしきの娘の婿になることができるというお話です。
困難に立ち向かっていく心や親切な心について考えさせてくれます。
何か壁にぶつかってしんどい時や、コミュニケーションについて悩んでいるお子さんにぜひ!
また、一度は読んだことがあると思いますが、大人になって改めて読んでみると、また違ったことを感じ取れるかもしれません。
何かビジネスや商売の基礎教えてくれているような・・・・そんな気もします。(笑)
その時、その年、その状況によって感じることが変わるのもこの絵本のおもしろいところなのかもしれません。
今回紹介した3つの絵本は、どれもおすすめです。ぜひお子さんに読み聞かせしてあげてくださいね!
「読み聞かせしてあげる時間がない・・・」という方には、読み聞かせするアプリ
聴ける!遊べる!絵本読み聞かせアプリみいみ(AppStore)というのも今流行っているようです。
アプリが読み聞かせしてくれると家事やしたいことができますね!
時間の有効活用にぜひそちらもチェックしてみてくださいね!初月無料のようですので、まずは試してみるのもよいですね!
👇たくさんの絵本を見たい方、プレゼントを考えられている方は絵本ナビがおすすめです!
わらしべちょうじゃ (日本名作おはなし絵本) [ 杉山 亮 ] 価格:1,100円 |
これからもおすすめの絵本を年齢別に随時紹介していきます!
Instagramで紹介や記事の更新のお知らせもしていますので、下のプロフィール蘭からInstagramのフォローもお願いします!
ではまた次の記事でお会いしましょう!
お楽しみに!